こんにちは!ちゅうからです。
先日、AWS認定資格の一つである「ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA)」に無事合格することができました!
インフラ監視・運用の経験はあったものの、本格的なクラウドの設計は未経験だった私でも、約40時間の学習で一発合格することができました。
この記事では、私と同じようにSAA合格を目指す方に向けて、
- 具体的にどんなスケジュールで勉強したのか?
- どの教材が本当に役立ったのか?
- どこでつまずき、どう乗り越えたのか?
といったリアルな情報をお届けします。
私の受験結果と勉強スタイルまとめ
まずはじめに、私の結果と学習スタイルをまとめておきます。
- 学習期間: 約1.5ヶ月
- 総勉強時間: 約40時間
- 学習スタイル: 平日の出社前1時間を活用した「朝活」
- 使用したメイン教材:
- 『この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト テキスト&問題集』
- オンライン学習サイト「CloudTech」
具体的な勉強法とスケジュール
私が実践した学習スケジュールは、大きく2つのフェーズに分かれています。
フェーズ1:基礎固め期間(最初の2週間)
やったこと:ひたすら参考書を読む!
最初の2週間は、朝の1時間を使い、購入した参考書『この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト テキスト&問題集』をとにかく読み込むことに集中しました。
ここでは全てを暗記しようとせず、「AWSにはどんなサービスがあって、それぞれが大体どんな役割なのか」という全体像を掴むことを意識しました。
フェーズ2:問題演習&弱点克服期間(3週目以降)
やったこと:「CloudTech」で問題を解きまくる!
基礎知識が頭に入った3週目からは、学習の軸をオンライン学習サイト「CloudTech」の問題演習に移しました。
具体的には、以下のサイクルを毎日繰り返していました。
- 問題を解く: まずはCloudTechの問題を解いてみます。
- 曖昧な点を洗い出す: 間違えた問題はもちろん、正解したけど「なんとなく」で選んだ問題もチェックします。
- 参考書で復習: なぜその選択肢が正解(または不正解)なのか、参考書に戻って関連箇所を深く読み込みます。
- 自分の言葉でまとめる: ここが一番重要です。参考書の言葉を丸暗記するのではなく、「要するに、このサービスは〇〇な時に使うんだな」と、自分の言葉で簡単に要約する作業を行いました。この一手間が、知識の定着に絶大な効果を発揮します。
使用した教材・学習サイト【2つだけ】
私がメインで使ったのは、以下の2つだけです。
1. この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト テキスト&問題集
有名な参考書(https://amzn.to/46Xpas2
)もありますが、私はこちらを選びました。
自分の性格上、堅苦しい説明だと参考書の読み込み自体がおっくうになってしまい先に進めないことが多々あるので、比較的薄く平易な説明にとどめられているこちらを選択しました。
この一冊で、SAAの出題範囲を網羅的にインプットすることができました。
2. CloudTech
AWSに特化したオンライン学習サイトです。SAAの模擬問題が豊富で、解説も分かりやすいため、アウトプット学習の主軸として活用しました。特に、スマートフォンからも手軽に問題演習ができたのが、スキマ時間の活用に役立ちました。
特に難しかった分野「SQS, SNS」とその克服法
今回の学習で、私が特に苦手意識を持ったのが「Amazon SQS」と「Amazon SNS」でした。
オンプレミス環境では似たようなサービスに触れる機会がなく、「キュー」や「トピック」といった概念のイメージを掴むのに苦労しました。
そんな私が試した克服法は、「専門用語を一旦忘れて、イラストで理解する」ことです。
具体的には、「「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典(わかばちゃんと学ぶ)」のような、図やイラストを多用しているサイトでSQSやSNSの解説を読みました。
専門用語で理解しようとするのではなく、
- 「SQSは、大量のデータを一時的に保管して、順番にゆっくり処理させるための“整理待ちの行列”みたいなものか」
- 「SNSは、一つの出来事を複数の関係者に一斉に“お知らせ”するための仕組みなんだな」
というように、根本的な役割をイメージで掴むことを最優先しました。このイメージができてから改めて参考書を読むと、驚くほどスッと頭に入ってくるようになりました。
まとめ:元オンプレエンジニアがSAAに合格するために大切なこと
今回は、私のAWS SAA合格体験記をご紹介しました。
もちろん、これが唯一の正解ではありません。しかし、オンプレ経験者がクラウドの考え方を学ぶ上で、
- 最初に全体像を把握し、
- 問題を解きながら弱点を潰し、
- 分からない概念は、簡単な言葉や図でイメージを掴む
というステップは、非常に有効だと感じています。
この記事が、これからSAAに挑戦するあなたの助けになれば、とても嬉しいです。
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